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オペラの歴史について語りながら、展示物のメインは女性の衣裳だったという展覧会の図録。
でも、そこが本書の魅力です。
オペラに登場する女性について解きながら、その役柄の衣裳を提示していきます。
それだけでなくオペラの歴史(イタリア・オペラ)そのものが繙かれていき、文章としてもとても面白いものがあります。
中世からルネサンス、18世紀、そして世紀末までオペラの題材となった時代を衣裳をメインに辿り、さらに宝飾品、舞台スケッチなども配しています。
各時代の作曲家についても紹介されていて、モンテヴェルディ、スカルラッティ、ペルゴレージ、チマローザなど名だたる作曲家が紹介されていきます。
第1章の中世をテーマにした項では当時のさまざまな道具なども紹介していて、生活史的な面白さもあります。
衣裳はいくつもの工房がつくっているようですが、なかでもプランカート衣裳工房の作品が目立っています。
素晴らしい出来ですね。
表紙に使われたフォントがダサくて損をしている図録ですが、内容はとても充実していて目を瞠るものがあります。
〈日本におけるイタリア 2001〉という大々的なイベントが2001年に開催されましたが、本展もその一環で企画されたもの。
イタリア側の熱意が感じられる一冊です。
状態:初版 ソフトカバー カバー付 少スレ有り
年代:2001
ページ数:162
26×20cm
美術書、芸術、現代アート、ビンテージ、アンティーク好きな方に!
古本、古書ですのでそういったものに理解がある方のみご購入ください。
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